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ブラックバス:
全長50p程度
湖沼、池 ブラックバスのルアー釣り

■北米から移入されたブラックバス

 ブラックバスは北米原産のサンフィッシュ科の魚です。


日本には大正14年(1925)に神奈川県の芦ノ湖に移入されました。

どう猛な魚食魚で、ヒットすると猛烈にファイトするため、ルアーフィッシングの愛好者に
人気があり、ひそかに各地の湖沼に放流されました。


■ルアー専用のタックルを使う
 ルアーを投げて、正確にポイントに投入し、サオとイトとリールを操作してルアーを生きエサに見せかけ、ブラックバスを誘う。この動作を何度も繰り返しますから、軽いルアー専用のタックルが必要です。


●ロッド(サオ)
 ロッドは1.8mのスピニングロッドで、ファーストテーパー・アクション(先調子)のミディアムライトを使います。


●リール
 中型のスピニングリールを使います。


●ライン
 2sテスト(4ポンドテスト)〜6s(12ポンドテスト)のフロロラインを使います。


ミノータイプを3種類使い分ける
●ルアー
 ルアーは、ブラックバスのエサになる小魚の姿に似せたミノータイプが最適です。


ビギナーとしては、ミノーのフローティングタイプ(水面に浮く)と、サスペンドタイプ(比重が水に近く、中層に沈む)、ディープタイミングノーのサスペンドタイプの3つを使います。


一般的なオープンウォーター(藻や、アシなどの障害物がない場所)のポイントで使えます。


●ルアーのアクション
 ミノーを投入してリールを巻くと(リーリング)、ミノーのリップ(抵抗板,潜行板)に水圧がかかり、ミノーが動きます(アクション)。


 水面に浮くフローティングタイプは水中に潜行しながら動き、水中に沈むサスペンドタイプは水中で浮き上がりながら動き、深く水中に沈むディープダイビングミノーも水中で浮き上がりながら動きます。



 

●リールの巻き方
 ルアーの速度はリールを巻く速度に比例します。速く巻けば速くなり、ゆっくり巻けばスローになります。リールを巻くのをやめると、ルアーは沈み、また巻くと浮き上がります。これをストップアンドゴーといいます。


 また、リールを巻かずにロッドだけを引いてルアーを動かすことをジャークといいます。ロッドを細かく上下させると、ルアーはピクピクと動きます。ロッドを大きく上下させると、ルアーが水中で踊ります。
■障害物の陰にブラックバスは潜む
 ブラックバスはなにかの障害物の陰に隠れて、エサの小魚を待ちます。湖沼なら、川が流れ込んでいるところ(インレット)は小魚が集まるので、その近くにある藻場、岩場がポイントになります。
そのほか、船着き場などの桟橋の下、橋脚のまわり、水中にある立ち木や、沈んでいる木、岩などのまわり、藻場がポイントになります。


 ブラックバスは夜から朝にかけて深場にいて、朝になるといくつかの群れに分かれて、それぞれの桟橋の好みのポイントを回遊します。
その回避するコースは決まっていて、毎日同じコースを通って深場と浅場を往復しています。 したがって、釣場に行ったら、どこに深場があるのか、どこに浅場のポイントがあるのかを見極めることが必要です。


 初めてルアーフィッシングを試み、初めて訪れる湖沼では、ビギナーにはムリな話です。
そのための知識を得るには、土地の釣り具店や、釣りエサ店、貸しボート店の人たちにポイントをたずねることが一番簡単な方法です。


 ブラックバスは日中は浅場のポイントにいますが、陸から近づくときは、物音を立てずに、足音を忍ばせなければ、ブラックバスを驚かせることになります。


 岸づたいにポイントに行けない場合は、ボートを借りて、沖から岸のポイントに接近する方法があります。
そのときも岸づたいにボートをこがないで、一度沖に出てから、岸に近づくようにします。






■ワンハンド・キャストでルアーを投げる
 ルアーフィッシングでは、オーバーヘッド・キャストが基本です。

 そのほか、釣り場の状況は障害物だらけの場合もありますから、サイドハンド・キャストや、アンダーハンド・キャスト、バックハンド・キャストなどの投げ方も必要になります。


 ポイントにルアーを投入したら、すぐにリーリングして、ルアーにいろいろなアクションをさせて、ブラックバスを誘います。


 うまくビギナーズラック(まぐれあたり)でヒット(ストライク)したら、ロッドをあおってルアーを引いて、合わせます(セットフック)。

 うまくセットフックされれば、グイグイとロッドに魚の重みがかかります。ロッドを立てて、リリーングします。


ロッドのしなりを利用して、魚の引きが強かったらリールを巻くのをやめ、弱まったら、またリールを巻くようにします。大型のブラックバスがかかり、リールを巻けなかったら、ポンピングというテクニックを使います。


 リールを巻かずに、ロッドのしなりを利用して引っ張って魚を寄せて、ロッドを前に倒してその引いてたるんだラインの分だけリールを巻き、またロッドだけで引いて、前に倒してたるんだラインを巻き取るという方法です。


 ブラックバスを手元に引き寄せたら、背ビレが鋭いですから、必ず玉網(ランディングネット)ですくうようにします。








ブルーギル

湖沼、池 ブルーギル釣り

■繁殖力が強い外来種の小ギャング

 ブルーギルは北米産の小型魚で、繁殖力が強い肉食魚です。


最初は静岡県一碧湖に移入されましたが、その後、ルアーフィッシングが
盛んになると、小型ながらルアーをよく追うことから、心ない愛好者が各地
の湖沼、池に放し、数年のうちに数が増えています。


■近郊の湖沼、池には必ず大群で繁殖している
 ブルーギルはブラックバス類の魚ですが、ブルーギルが繁殖していれば、そのブラックバスも同じ湖沼、池にひそかに放流されているはずです。
まず、地元の釣りエサ店で両種の魚が目的の湖沼、池にいるかどうか確認しましょう。


 ブラックバスは肉食魚ですから、エサは生きたシラサエビ(シラタともいい河口にいるスジエビの仲間)が最適です。


ブルーギルも肉食魚で、シラサエビのほか、ミミズ、サシ(ハエの幼虫)、魚肉ソーセージ、パンの耳など、なんでも食べます。ポイントは岸近くの桟橋やくい、アシのまわり、底にある大石などの障害物のまわりなどで、かえあがりになっている場所です。

■向こう合わせで簡単に釣れるブルーギル
 いろいろな釣り方がありますが、手軽なウキ釣りでねらいます。


 サオは先調子の渓流ザオ4.5mを使い、ミチイトは2〜3号、ハリスは1.5〜2号と太くしておきます。


ハリはブルーギル用なら、ヘラスレバリ4〜5号、ブラックバス用なら、ヌチバリ3号を使います。ウキは玉ウキを使い、ガン玉オモリでエサを底に沈めます。


 ウキ釣りでは、エサを底すれすれに流すことがコツです。仕掛けを入れる前に、ポイントの水深を測り、ウキ下の長さを水深すれすれに調節します。


底が複雑でかけあがりが多く、絶えず水深が変わるポイントの場合は、遊動式の中通しの玉ウキに替えます。


■背ビレ、エラが鋭いので取り込みには注意する
 ブルーギルがいるポイントの沖に仕掛けを振り込み、サオを立てて手前に引き寄せ、ポイントにエサを流します。


エサを一気に食ってきますが、合わせる必要はなく、向こう合わせ(魚からハリにかかる)で十分です。ブラックバスの場合は夏の早朝、夕方に岸沿いのポイントをねらうといいです。


 取り込みは、ブルーギルなら、そのまま抜き上げられますが、ブラックバスは強烈に抵抗しますから、サオを立てサオのしなりを利用して引き寄せてから玉網ですくいます。


どちらもスズキ科に近い魚で背ビレや、エラが鋭いですから、そこを避けてつかむか、タオルなどで包んでハリを外します。

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