海での釣りの知識とマナー |
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海釣りの知識とマナー |
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| ■海の好漁は潮の満ち干に関係がある | ![]() ![]() |
| 海には1日2回(日本海側は1日1回のほうが多い)、潮の満ち干があります。この潮の満ち干の差が一番大きいときを大潮といい、一番小さいときを小潮といいます。 そして、潮は大潮→中潮→小潮→長潮→若潮→中潮→大潮の順序で変わっていきます。 大潮のときは、潮がよく動きます。潮が大きく動くと、潮の流れに乗って魚のエサになるプランクトンや、小動物などが活発に動き、水温も上がり、食欲も増すために魚も一緒に動いてエサを追うようになります。 その結果、魚が釣りエサも追って、よく釣れることになり、大潮の日は釣りの ねらい日になるというわけです。 しかし、魚の種類によっては大きな潮の得て不得手があり、磯魚のクロダイ、イシダイなどは大好き、底魚のカレイは苦手にしています。 一般に、防波堤や、小磯では、大きめの遊泳力が強い魚は潮が動く側、潮表(潮の流れが直接当たる場所)をねらい、小さめの遊泳力が弱い魚は潮の動きがゆるい潮裏(潮表の反対側)がポイント になります。 |
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| ■潮の満ち干の時間は潮時刻表、日刊紙で知る | |
| 年間の潮の満ち干の時間を示したものを「潮時表」といいます。潮時表は海上保安庁の許可を得た小冊子が釣り具店にあります。 当日のものは、日刊紙の天気図の欄に記載されています。 満潮線と干潮線を十等分にしたものを潮どきといいます。 たとえば、「上げ三分から下げ七分をねらえ」という釣りの金言がありますが、上げ潮が始まった3等分目から下げ潮が始まった7等分目までの時間帯がねらいどきだという意味です。 この潮どきを計算して、一番釣れる時間に合わせて釣り場に行くようにしますが、経度の関係により、地方ごとに時間差がありますから注意しましょう。 |
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| ■天気は西から変わる 荒天では魚は釣れない | |
| 日本は南北に長く、山が多い島国ですから、面積の広さの割には気候の変化が激しいです。 海釣りでは悪天候の日を避けます。海が荒れたら波が高くなり、とても危険で、魚は釣れないからです。 また、「天気は西から崩れる」という言葉があります。一般に日本の気象状況は西の地方から東の地方へと変わっていきます。 天気図や、天気予報を見れば、高気圧や、低気圧の進行方向や、およその速度がわかりますから、自分の住む地方から西の地方の天気を参考して、釣行男プランを立てます。 そして、少しでも、予報に荒れる要素があったら、釣域プランを中止したほうがいいです。 |
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| ■プロの漁業者は早潮がねらいどき | |
| 魚にも生活のリズムがあり、潮どきと日照時間、魚自身の活動タイプ(夜間型、日中型、昼夜型)の3つの相関関係によって、1日のスケジュールが決まっています。 一般に、朝まづめ(日の出の2時間前後)に目を覚まし、巣から離れてエサを探して活発に泳ぎ、夕方に巣に戻るタイプと、夕まづめ(日の入り2時間前後)に目を覚まし、巣から離れてエサを探しに活発に泳ぎ、早朝に巣に戻るというタイプとがあります。 プロの漁業者は、夜間あるいは早朝に出船し魚を釣ったり、網を流したり、あるいは、網を上げたりしていますから、明らかに朝まづめ、夕まづめを意識していると思います。 |
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| ■海釣りは早朝、夕方の潮の変わり目をねらう | |
| 「魚ときは、朝な夕なのまづめとき、気圧変化と潮の満ち欠け」、「潮の変わりっぱな」と、プロの漁業者の言葉があります。 アマチュアの釣り人としては、この長年の経験に基づいた言葉を見逃す手はありません。 潮の変わりっぱなには”潮の上げっぱな”と”潮の下げっぱな”があり、満潮の始まりと干潮の始まりを意味しています。 これまでのプロの漁業者の言葉にしたがえば、大潮から中潮になるころで、天気のいい日を選び、釣り場には朝まづめ、夕まづめの時間に行き、潮の変わりっぱなしで釣ることが、海釣りの好条件になるわけです。 |
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| ■乗合船では技術を学ぶ 仕立て船では釣りを楽しむ | |
| 船釣りのシステムには、乗合船と仕立て船とがあります。 乗合船は、不特定多数の釣り人が1日の乗船料金を払い、一つの釣り船に乗り合わせて、その時節で一番釣れる魚をねらうというシステムです。仕立て船は、仲間同士で一つの釣り船を1日チャーターして、その時節で一番釣れる魚、あるいは自分たちが希望する魚をねらうシステムです。 乗合船は、見知らぬ人同士が乗り合わせるので、多少の遠慮がありますが、1人で船釣りを楽しもうというベテランがそろっていますから、言葉を交わし親しくなれば、釣りのテクニックを伝授してもらえるメリットがあります。 仕立て船は、気が合った仲間との船釣りですから、気兼ねなく楽しめ、マンツーマンで手ほどきしてもらえるメリットがあります。 仕立て料金は、乗合船の料金よりも割高になりましが、均等割りにすれば、高額にはなりません。 船釣りは、船宿への予約が必要です。乗合船は、人数を告げ、出船日や、出船時間、釣りの対象魚、 料金、サオ、仕掛けの情報などを聞きます。仕立て船は、人数、出船日、希望の対象漁を告げ、料金を聞き、条件が合えば予約します。 ただし、予約したら、当日船宿に無断でキャンセルすると、後日船宿から違約料を要求されます。 前日に天候が悪化した場合でも、必ず船宿に連絡し、船宿が出船不可能と判断すれば、先方からキャンセルの申し出がでるでしょう。 |
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| ■ボート釣りでも事前に予約が必要 | |
| 汽水域の湖沼、河口や、波が静かな内湾の場合は、ボート釣りが楽しめます。釣り場近くの釣りエサ店を兼ねた貸しボート店でボートを借ります。 釣りシーズンになると、ボート釣りを楽しむ人が多くなりますから、事前に貸しボート店に連絡して、出漁日、人数を告げ、ボートを予約します。そして、釣れる魚や、貸しザオ、仕掛けの有無などを聞き、釣りエサも予約します。 貸しボート店の場合も、店に無断で自分からキャンセルすることはできません。 前日に荒天の予測がついても、必ず貸しボート店に連絡し、出船不可能と判断すえば、店側からキャンセルを申し出ます。 |
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| ■海釣りの情報は日刊スポーツ新聞で | |
| 海釣りの各釣り場での情報は、日刊スポーツ新聞の釣り欄を参考にします。 釣り場別の前日の釣りもの(釣れた魚)や、釣果(サオガシラ=トップから最下位の人までの釣れた数)、仕掛け、船宿の電話番号などが掲載されています。 そのほか、日肝、週刊、月刊の釣り新聞、釣り雑誌などからも情報を得られます。 また、釣りの愛好者の人口は1千5百万人を超えるといわれるくらいですから、いろいろとウワサをたずねれば、周囲は必ず釣りが好きな人がいたり、釣り会があるはずです。 そういう人たちと知り合い、釣り情報を聞いたり、海釣りに同行したりということも可能です。 |
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| ■幼魚や、食べない魚はすぐ放流する | |
| 海釣りでは、まきエサをして魚をつることは、ごく一部の魚の釣り方でしたが、現在では多くの魚が対象になり、釣果を多くすることを目的としたまきエサ釣り(ゴマセ釣り)が流行しています。 このような釣り方を毎年繰り返していたら、どんなに漁業組合が稚魚を放流し、自然保護に努めても、魚は滅びてしまいます。 コマセ釣りを使わないと釣れない魚もいますが、自然を愛し、魚を愛し、魚との知恵くらべを楽しむなら、多く釣ることを目的にしないで、食べられる範囲内の量で魚を釣りましょう。 又、釣れた幼魚や、食べられない魚は、すぐその場で放流しましょう。 |
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| ■釣り場を汚さないことは必要最低限のマナー | |
| 海はみんなものも、釣り場を汚さないことは必要最低限のマナーです。ぜひ守ってください。 釣り場では、一部のマナーがわるい釣り人が残していくゴミが住民や、魚に大きな迷惑をかけています。 釣り場にハリが付いたイトを丸めて放置していったり、余った釣りエサや、飲食した弁当の残り物、紙くず、ビニール袋、空ビン、空きカンなどを釣り場、海に捨てていったりと、やりたい放題です。 ハリが付いたイトは知らずに手にすると、大変危険です。 夏場にエサや、弁当の残り物は腐って悪臭の元になり、空きビン、空きカンは釣り、漁の邪魔になり、海を汚します。 |
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